7月からロードに乗り始めた大学生のアオキくんと、「蟹ヶ谷のラオウ<(c):tabibikeさん>」ことミホリさんという、異色のメンバーで尾根幹に行ってきました。
事の発端はアオキくんがツールド沖縄に出るので、その前にレースに出たい、レースのための練習がしたい、と少々無謀なリクエストから始まったものでした。
ブレないで真っ直ぐ走る、簡単そうでとても難しいスキルを身につけないと集団走行ができません。
練習コースやライディングフォームなども、一緒に走って伝えた方が手っ取り早いのでまずは練習に行くことにしました。
まだ乗り始めて間もないし、先日もっとコグコグに出たとはいえあまりまだ乗れないんだろうなー、という考えが甘いことはすぐ分かりました。
上り坂など負荷がかかる場面でペースを上げても、苦しそうでもちゃんと付いてきます。
良い悪いの問題ではなく、レースに向いているかどうかはここにあると思います。
あまりレースに向いていない人は、一緒に走っていて少しでもきつくなった瞬間すぐに離れてしまい、その後もズブズブと遅れていきます。
これは脚力の問題ではなく、意識や気持ちの違いです。
その点彼は少し離れても、「何とかして食らいつこう」という感じで追ってきます。
また、ペースが上がった時にギヤを掛けるのではなく、回転でカバーしているのも伸びしろを感じさせました。
乗り始めた時は特に楽にギヤを掛けたくなりますが、そうすると永遠に回転力は身に付きません。
トルクを掛けたペダリングは脚力次第でできますが、回転力は意識してトレーニングしないとスキルとして身につきません。
まだまだ荒削りですが、有望な若人です。
今のところ30代のオヤジ二人で実業団レースに出ていますが、来年はぜひ若人も一緒に出てもらいたいものです。
●ラオウに食いつくアオキくん(かなりピンぼけ)
posted by mikiya at 22:27|
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アオキクン(兄含む)