加東へはフジムラ、アオキ弟とワタクシの3人で仲良く行きました。
アオキ君を拾い、フジムラ邸でいきなりのハプニング。
フジムラ邸を行き過ぎてしまい、狭い路地でクルマをバックさせたら後ろで鈍い音が。
よく見ると駐車場の埋め込み式ポールが倒れています。
フジムラ邸向かいの家のものを破壊してしまったようです。
言い訳すると荷物満載+真っ暗な状況で見えていませんでした。
今後を暗示する幸先の良いスタートとなりました。
順番に運転を交代し無事加東へ。
しかしうたた寝くらいしかできませんでした。
吉野家で朝食を済ませ、5:30には会場入りできました。
ここでがっつり寝ようと思いましたが、監督会議やら試走でFメカを壊したやら、何やらでやはりあまり眠れませんでした。
そして12時スタート。
寝不足ですが、毎年こんな感じだし特に不安はありませんでした。
暑さも去年と同じくらいでしょうか。
2列目の良い位置からスタートでき、いきなりスキップの阿部先輩がアタック。
付いていかない手は無いので、追走し、阿部先輩、シルベスト、ワタクシの3名に。
シルベストはすぐに戻り、「よし法政二校ラインで逃げるぞ」と思ったのもつかの間、なんか変です。
全く力が入らず全然前を牽けません。
阿部先輩を一人にし1周も持たずに自分も集団に戻ってしまいました。
その後が地獄でした。
どんどん位置を下げ、最後尾付近をヒラヒラ。
周りより明らかに自分は辛そうです。
しばらくしても全く回復せず、むしろ頭痛や寒気がしてきます。
どうやら熱中症のようです。
水を飲んだりかぶったりして何とか持ちこたえますが、集団についていくので精一杯。
いつ降りようかと考えますが、とりあえずは意識があり、まっすぐ走れているうちはがんばろうと思い必死についていきます。
展開に全く絡むことなくラスト1周に入りました。
「逃げから60秒!」という声を聞き、スプリントにも絡めない今、これ以上我慢するのは危険だし意味が無いと思い、集団から離れました。
流しながら走りゴール。4分も遅れていました。
それでもダメージは大きく、しばらく動けませんでした。
E3で勝った高君が冷たいコーラを買ってきてくれ、おかげで生き返りました。
クルマに戻り、手下に後片付けを指示し温泉へ。
相変わらず体調が優れないですが、冷たい水風呂に入ったら治りました。
帰りはアオキ君に先頭交代を拒否されながらも無事帰宅。
来年からはこの危険な日程はやめようと思います。
自分自身はおろか、他の選手も巻き込んで転びかねず、熱中症と言えど真面目に生命の危険を感じたレースでした。